近年お葬式のスタイルとして、家族葬を選ぶ人が増えています。
家族葬とは言葉通り、親族や親戚だけで行う小規模のお葬式の事です。
ではなぜ家族葬を選ぶ人が増えているのか、その理由について紹介します。

家族葬が増えている背景は「高齢化」

家族葬を選ぶ人が増えている背景には、高齢化社会が大きく影響しています。
医学の進歩やライフスタイルの変化により、昔と比べて平均寿命が伸びてきています。
ですがそのため、退職し年金と貯金だけで過ごす期間が長期化する事で、経済的に余裕がない老人が増えました。
なので遺産もほとんどなく、お葬式にお金をかける経済的余裕がない人が増えています。

家族葬の場合は、小規模のお葬式のため、かかる費用も必要最低限度に抑える事が可能です。
そのため生前から、自分の経済状況を把握し、自分が死んだ時には家族葬にして欲しいと家族に伝えている人も少なくありません。

家族葬が増えている背景は「孤立化」

そして家族葬が増えている背景には、孤立化も大きく影響しています。
昔であれば、近所づきあいなどもあり、お年寄りになっても知り合いが周囲にはたくさんいました。
ですが今は、近所づきあいはほとんどなくなり、地域との交流はありません。

そのため一人暮らしのお年寄りには、知り合いがほとんどいない状態で、家族が遠くに住んでいる場合は、死んだ後もなかなか気づかれない孤独死も社会問題となっています。

そんな孤独死してしまうお年寄りのお葬式に、大規模に行っても集まる人がいないという状況なのです。
そのため集まるのは親族、親戚しか集まらないので、結果として家族葬で十分となってしまう訳です。
孤立化してしまうのも、仕事人間で交流関係は、ほぼ仕事関係者しかおらず、退職した後も20年近く生きる間に疎遠になってしまい、仕事関係者との交流もほぼなくなってしまうため、孤立化には高齢化も関係していると言えます。

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